夕照り

心の闇

人は悪いほうへ悪いほうへとウワサする人の苦しみを知りたいからなんにもならない人の苦悩を他人事としてあざけり笑っているそんな人間になりたいとは思っていないがなってしまう人間の心の八割誰も教えないのに人の心の闇
供養

紛争

ちょっとしたことで全ては終わってしまう周囲の交わりも肉親の日常もそれだけが大事なのにそれ以上のものはないのに一部の脳みそが暴発してハエが世界を征服しようとするような世界の端から崩れ始める
朝まだき

道者

ゆく夏に一人照らされ萎れゆくなれど心に刃持ちて来て無辺の中に助るものもなき道消ゆ野辺を進みて果てよ
供養

一人の道

夜には悪魔が顕れ人を連れにやって来る淋しき人は望んだり萎れておののく人も有りたまに最果ての人に道開けその人の最後の道となり讃えずとも静かに見送らん一人の道を見送らん
夕照り

トンボ

トンボよもう人生を終るのか道端の風に吹かれて良いことはあったかい美味しいものは食べたかい一人で生まれて一人で去っていく私も大した変わることはないせめて君とは兄弟に違いない
朝まだき

瞬間

この胸騒ぎは何だ私は運が強くマイペースで良いのに天は私に何を経験させようとするのだこの胸騒ぎは何だ
思い出

明日のカエル

車の通る雨の舗道にお前は端座して明日を夢見る何故お前はそんなに世の中をなめ切っているのだのんびりした顔をしてとぼけた面構えでそれとも覚悟しきった自殺者かお前に明日は無い
朝まだき

トンボの一生

とんぼよ秋の一日残り少ない日数を後世と血筋の力に託し最後の有頂天をつがいにして飛んでいる私はその間に車を走らせていたのだがおうっと危ない妻を守ってしっかりカジ取りをせよ
夕照り

病んだ自然

夜中の三時自宅の脇に流れる川に沿って瞳を反射させ空腹の熊が行く二足歩行の兄殺しに恐怖と殺意を持ってしまった自然は広がらないから生活圏は力の支配となって今日も戦いに望んでいく
朝まだき

野武士

夕暮れに私にまとわりつく一匹の蜜蜂離れようとしてもしつこく体当たりこんな大きな馬鹿者に何を怒っているのだ軽く払えば それで最期なのに視れば分かるハズその大事な命をそんか大事な時間を何を考えているのだ