人の世

もう このようにしか生きられなくて
この姿にて終わってしまう
人の世の侘しさに今日の夜
なんと短い人生だった
小さな夢を追って生きてたけれど
唯の蜃気楼のよう
少しの風で飛ばされる位の
皆いっぱいの可能性と期待の中
緩慢に 草を食んでただけだつた
もう消えようとする時
私は何を見るのか
せめて神と上手く付き合えていれば
良かったのだろうが