夕照り

悪とは

植物に悪いものはいるのだろうか自分で雑草を阻むもの絡み付き絞め殺すもの動く虫を滑らして吸い取るものライオンはいつも動くエサに食いつく蚊は血をもらいながら寄生虫を返す自分のためなら 自分のために人と似たようなことをしているもう 引き返せない
思い出

昔の空

空はいつも同じ空ではない幼い頃澄んでいた空今は懐かしく思い出を語るもう戻れないところではあるがいつも希望で振り返る
思い出

虫と私

幸せは空の上に有れば良いのに昇ったって掴めるものじゃなしままに山の森の奥の暗がりに又 朽ちそうな建物の裏にあったりする時もあるそこは虫たちの天国だそれなら皆 虫になれば良いってことか馬鹿な 虫は一日一日で生きていく
夕照り

創造

生み出す能力と利用するだけの能力磨けばますます生み出せるのに時間とはかけ離れためったに現れない力待とうとしない人々が増えて時にも終わりはあるから創造は行ってしまった
夕照り

人類

人は着飾ることによって次々と自分から離れていった元々はあまり価値が無かった能力は着飾ることに使われ年輪は瘦せていく落葉しない葉っぱを背負って無限の可能性は生まれてこなくなった種族の限界は見えてしまった
供養

ヒロシマ

そこはゴミ捨て場ではないのだしゃれこうべ 人骨がガサツに重なっている累々と累々と溶けた人想像出来ないことは 人間の権利か想像出来ないのに消された人間人を超えれる人はいるのか裁かれずにのうのうとまだ二本足で生きている
夕照り

超越とは

固い固いコンクリートの電信柱風速30mにも電線と揺れていた陽炎の中にキチンと立っていた年月に変化に超越していた静かに去っていったもの達しかし 破壊は待っている
供養

バカな人

なんとこんなバカな人間がいるのだまったく自分の全人生を他人に捧げてそれでバカみたいに笑っているこんなに皆自分のために生きているのに心の喜びのために生きている何故そんな生き方が出来るのだ人間性の差が極端であっても最期は私の方が満足しているハズ...
夕照り

微笑と悪意

優しさは微笑みを生んだ優しい言葉は短い調べとなりいつまでも心に残った悪意は多弁となり唱えれば唱えるほど歪んだ世界を拡げたそれから血の色頭の形を変えていった
夕照り

憎しみの本質

人は終わりに近づくと生を急ぐ悪は悪を生み一握りの号泣など笑って見ている殺し合いは殺し合いだけを残し一国の政治家でなく全世界の政治家などガンはいつも残り拡散を潜める人は人に生まれたことを感謝しなければならない