夕照り 人類の歴史人類の歴史は 40万年経って進化した者と 変わらず 残った者宿命と生きるのは同じ割の合わない者もいるまったくヒドイのもいる等しさを求めて戦う者等しくあれと 額に汗する者自分を価値ある者とした者か弱くさびしく終わる者多分 それらはい... 2025.04.30 夕照り
朝まだき 私の人生宇宙に一人で生きていくそれでも人類の強い繋がりの中で何とか今まで持ち応えたのだこれが まだ まだ続くとしたら中には綺麗な嫁さんでも見つけ夕べの安らぎの中で夢見るだけのDNAが残っていれば私は そんな者で良かったと願っている何故そんな... 2025.04.25 朝まだき
夕照り 大きな居場所お前も生きているのか生きている価値があるのかなどと言われたり 思ったりどうしようというのだそれでも生きていゆかなければそれでも花は咲くそれでも暖かい陽は昇る英知などというものは要らないそこに生きようそこを見つめようそこにも大きな... 2025.04.24 夕照り
夕照り 詫びる折角生まれてきたのにくねるだけの人生で何の意味があるのか雑草のように生えてきて意味もなく凋んでいく一人が生きるためにどれだけ犠牲にすれば済むのか何と不合理なことどこに合理的で 進化なのだ毛蟹に今日はせめて詫びなければ 2025.04.21 夕照り
供養 見慣れぬ花あなたの悪は あなただけのものではないあるものは全て宇宙にあったもの真実は 平等は 有のみ無も有の一部人は知らざるトゲを持っている頭と足が逆のような生き方を何十万年と生きて変わらぬまま 頭は上へ 足は下へその中に たまに 見慣れぬ... 2025.04.21 供養
供養 心の方向足になれなかった手手になれなかった足体の愛おしさ顔は前になって良かったてっ辺にあって良かった手は二本 指は十本足は二本で走れた心だけが方向が定まらなかっただから 心は隅に孤独を抱えてしまった 2025.04.18 供養
供養 くびき自由に自分の人生を歩いてみたいやっと離れた人生のくびきからあの最後の日まで月が夜空を渡るように雉か夜明けにこっそり鳴くように人知れず 自分の勤めを果たしていくそれでも諦めきれない時はカエルの合唱に朝のカラスの呼びかけを静かに聞いて一つ... 2025.04.17 供養
思い出 人間の形状(ジャコメッティ―)線になった人間影を失った人間まさに理想の人間じゃないかそんな日がくることを願う心から願う裏も表も必要なくなって人間の理想の形状じゃないか 2025.04.10 思い出
夕照り ヒトデの手空から有への一瞬は私の始まりであった閉じ込められた運命の存在位置はある生きていく位置か 死んでいく位置かその間の 悪戦苦闘 泥まみれ這い上がれぬ道は 目の前に黒々と四方八方から伸びる手はタコの手やら ヒトデの手やら分からないから戻... 2025.04.08 夕照り