思い出

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文明人へ

足裏の柔らかさ 手の滑らかさは文明人への成立贅を尽くした廊下を歩き自動販売機が叫ぶ清潔が溢れ 道標は迷いを鎮め木陰は簡潔に並び 祭りばやしが満ちている止まれ私の双脚よふやけ切って自律神経が終わりを告げ秋斂の石の枕に行きつくまで君に語られる自...
思い出

山川世界

大宇宙の一点に身を置くはるか昔の門出の扉は固く閉ざされすでに帰るべき道はなく暗黒が全身をおおい 冷気が充満する山川世界のただ中に我に与えられし最後の救いの所在神仏の手が閉ざされようと人々の罵声の中に生きようと行き着くところの自然の落人処は私...
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帰郷

今夜 はるかな地平線に変人が休んでいます母に聞いた故郷を訪ねて旅を続けている途中なのです人知れずさすらう後姿を夜汽車の窓などから見かける時もあるはずです
思い出

素朴な疑問

宇宙の星座は霞んでしまい地球もただの一皮だけとなってしまったら我々の最後の一人は それでも神仏の名前を唱えているのだろうか