小さな駅の物語 供養 2026.02.16 北の大地の小さな駅は昇降客もめっきり減って無人駅となった何代も続く蜘蛛の孤独者は縁もゆかりも無い飛んでくる者を押さえて生き血を吸っている朝食のある時もあれば夕食の無い時もある親はほとんど知らないチラッと見たような気もするあれから夏冬同じ景色だけを眺め不運なやつを羽交い絞めにしてもがいていても助けを求めても勝手に手足はからめていくそして誰もいなくなれば冬を前に巣にぶら下がって一つの物語は終わってその後は知らない