夕照り

夕照り

紋白蝶

紋白蝶どうして人は うわさ 陰口で生きていくのか私などの小さな人間をうわさするのは短い旅路の間のどうでもよいこと頭だけの知識で生きているだけなのだから借り物の知識なのだから人を動かす力があるのなら 変えてしまう力があるのなら人の苦しみは意味...
夕照り

行く道

行く道未来に永遠はあるのか過去真実はあったのか淋しい人生は一筋の行き止まり襲ってくる誹謗中傷は唯の道を石ころだらけにする言ってる者は石を放るだけで後は 自分の道に帰っていく石ころの道と 茨を備えた道と荒野の中を へ巡りあって途絶えていく少な...
夕照り

行く道

あまりにも細き道を色を失い 途切れそうにも虹のように 重なる時もこんな世界に希望の糸くずが漂う糸くずだから 風にまったり雨に落ちたり落ちたら立ち上がるのは難しい多くの糸くずで土になり歴史となりそうして溜まるだけの宇宙に人が踊っている
夕照り

くさい記憶

私は勝手であり 人をさいなみ 人をだまし人を恨み 人を愛す私はゴミであり ウイルスよりも でかくなったそれが何をしたって それた゜けのこと時間は全てを食べに訪れ又 勝手に使う奴もいたそれらに付き合わされ私も人生を弄んだ必死にたどり着いたこの...
夕照り

残るものと消えていくもの

この齢になって最近 たびたび私の周りに骨のついた鳥の羽根が落ちている自分で落としていった訳でもないだろうに地球の一角で殺し合いがあったのだ殺すものと殺されるもの生物は運命から逃れられない賢命を願って出てきたハズなのに祈りは 望みはこうして断...
夕照り

白い花

白い花が小さな息をしているそんか音が静かに聞こえる日雲ものんびり動いていたもう父母の思い出も糸になってしまった兄弟のは ほとんどボンヤリとしているもう私は地球の一粒となっている右往左往の力の中で少し風が吹けばいづこと選ぶことなく漂うだけの行...
夕照り

人の世

もう このようにしか生きられなくてこの姿にて終わってしまう人の世の侘しさに今日の夜なんと短い人生だった小さな夢を追って生きてたけれど唯の蜃気楼のよう少しの風で飛ばされる位の皆いっぱいの可能性と期待の中緩慢に 草を食んでただけだつたもう消えよ...
夕照り

人の世

人の世を淋しく生きたなんて誰も見向きもしないそんな人もあちら こちらにいて静かに生きている猫もそうだし トンボも豚もそうだったそれは仕方のないことだとしても追い払おうとした人は晩秋となりズルサだけが 心を支えている
夕照り

最後の関門

喜びはいつしか去り沈黙の霧が覆う日々頭は 又上げる時は無く懐かしき人々も もう周囲を去ってしまったいつか来る日ではある小さい頃は思いも及ばない灰色の明日過去の人達は見事に突き抜けていったその教えのとおり私も超えていく先は何も無くても教えの通...
夕照り

人類の歴史

人類の歴史は 40万年経って進化した者と 変わらず 残った者宿命と生きるのは同じ割の合わない者もいるまったくヒドイのもいる等しさを求めて戦う者等しくあれと 額に汗する者自分を価値ある者とした者か弱くさびしく終わる者多分 それらはいつまでも同...