供養

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沖縄

あの日も優しい風は吹いていたのだろうか海に囲まれた場面で集約された悲しみが起こった身をもって人々に教えているそんな苦しみが無ければ人は学ばないのだろうか青い海は悲しみの色だったのか
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木だった時

木のように立つ人間そのような人になりたい厭わず運命に佇んでいる元々それだけなのにいつしか足が生え 手が伸びだし目が光って 口が開いた時から身勝手な葉が伸びだし地球は回転を早めていった戻らなければならない木だった時に無垢の力だけに
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願い

私達は本当のしあわせなのだろうか人の涙の上に悲しみの上に集っている本当のしあわせの中に住みたいせめてもの小さな私の人生にしたい役にもたたなかった生に恥じ入るばかりなのです
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明日のために

この世は消えて帰らなかった人で満ちている昨日まで隣にいた人がもういない 雪原の中に取り残され記憶から消えてしまった人も沢山いるそんな悲しみが一杯詰まった地球で私は何をしたいのか私は何をすべきだったのか人よ私に熱く語れ暗い言葉でなく熱い言葉を...
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返礼

大地に手を差しのべ温かく包み込んでくれた季節は過ぎ今 また 大いなる拒否の境遇を宇宙意思は等しく差し与えた心が凍ってしまっている者には非常に危険な季節だ呼吸を調え 徐々に精神を寛ぎそして又心に優しさの灯りを点そうそうだ 私は故郷を失っていた...
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無窮の時の間で無法の空間と無尽の凝縮が無数の星の光の網羅のごとく複雑に連関し合っている原子の内部に潜む善意は例えば二者の神韻は偏在し たい積し磁場となれば地獄と化し 極楽と化し永久運動のただ中に無限の与えられた可能性だけが残っていた
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生まれてみたら

いっぱいの透明な空の下黄金一面稲穂の中で生まれてみたら私は 蛇でした生まれてみたら私は 風でした生まれてみたら私は 悪人でしたそして宇宙は満たされていく
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風が遠い昔を運んでくる胸の奥の原器にささやいて薄汚れた外郭を一枚いちまいはがしていく風の伝達エネルギーは宇宙の神韻と結び付き体は膨張作用を始めた私にとって風は心の故郷だ