夕照り

夕照り

創造

生み出す能力と利用するだけの能力磨けばますます生み出せるのに時間とはかけ離れためったに現れない力待とうとしない人々が増えて時にも終わりはあるから創造は行ってしまった
夕照り

人類

人は着飾ることによって次々と自分から離れていった元々はあまり価値が無かった能力は着飾ることに使われ年輪は瘦せていく落葉しない葉っぱを背負って無限の可能性は生まれてこなくなった種族の限界は見えてしまった
夕照り

超越とは

固い固いコンクリートの電信柱風速30mにも電線と揺れていた陽炎の中にキチンと立っていた年月に変化に超越していた静かに去っていったもの達しかし 破壊は待っている
夕照り

微笑と悪意

優しさは微笑みを生んだ優しい言葉は短い調べとなりいつまでも心に残った悪意は多弁となり唱えれば唱えるほど歪んだ世界を拡げたそれから血の色頭の形を変えていった
夕照り

憎しみの本質

人は終わりに近づくと生を急ぐ悪は悪を生み一握りの号泣など笑って見ている殺し合いは殺し合いだけを残し一国の政治家でなく全世界の政治家などガンはいつも残り拡散を潜める人は人に生まれたことを感謝しなければならない
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遺伝

私の耳に今日も心の彼方から絶え間なく響く 届いてくる叫び荒々しくも澄んでいる私の祖先もその中で生き私の子供たちも包まれていく私はその中で育ちそして一個の感性になっていく
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万物

万物人は我が物顔で 世界を理解するそれぞれが 善悪 上下 も無く存在していく鳩より鷹が強いとか鷹よりノミが強いとかヒマワリはシロツメ草より輝いているとかヒマワリは人に切られて陽に干されたり皆 その場から離れられない吐いた息は巡っていくのに利...
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紋白蝶

紋白蝶どうして人は うわさ 陰口で生きていくのか私などの小さな人間をうわさするのは短い旅路の間のどうでもよいこと頭だけの知識で生きているだけなのだから借り物の知識なのだから人を動かす力があるのなら 変えてしまう力があるのなら人の苦しみは意味...
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行く道

行く道未来に永遠はあるのか過去真実はあったのか淋しい人生は一筋の行き止まり襲ってくる誹謗中傷は唯の道を石ころだらけにする言ってる者は石を放るだけで後は 自分の道に帰っていく石ころの道と 茨を備えた道と荒野の中を へ巡りあって途絶えていく少な...
夕照り

行く道

あまりにも細き道を色を失い 途切れそうにも虹のように 重なる時もこんな世界に希望の糸くずが漂う糸くずだから 風にまったり雨に落ちたり落ちたら立ち上がるのは難しい多くの糸くずで土になり歴史となりそうして溜まるだけの宇宙に人が踊っている