民主主義

技術も知識も持った人が
人間の力を超えて働いている
何故か手は泥をまとい
人々の底辺で身の限りを尽くす
つまらない淋しい人間は ただ 

人の上に立つことを目指し口腔だけで身を飾る
そういう世界の無意味さに気付いているので
果てない世界に溶け込んでいく
必要な人が 必要な世界に居ないので
悲しみの世界に光が射すことはない