光求めて
塵芥に夢を託した精神は
何光年のかなた 全体にはびこり
取り残された心は
ちゃくちゃくと腐敗が瀰漫し
孤独地獄の中で 双眼をひからす
宇宙の心奥より吹き来る風は
一日中 私を凍らす
苦しさに 手を差し上げれば
手招きするは禍々しき手のみ
一条の光求め
必ずや重き体 引きずり至らん