永遠

ふと思う時がある
宇宙には大きな意志があり
それが神
なのかもしれないが
流転する意志なのだ
その一部が人間になり
存在するものがその一部になる
部分が自律的に作動しながら
全体が一つの力になっていく
大きな意志に点火された一部は
一部の創造となって
全体の創造の一部となっていく
大千世界の選択と運動の中で全てが試行される
無窮の中で大きな意志が目覚めていく
その証明が浮塵子一匹の存在が語っている