人生 思い出 2024.11.262025.08.08 風が吹いていた風が吹いている路地に生まれ懐かしい人達がいた私は今 還っていかなければならない時から離れ 立ち止まり続ける皆が進んでいく 離れていくチョウチョウは強い風に向かって飛びトンボは麦藁帽子を自分の庭にしている黒猫は駆けてきて飛び上がり損ね床の縁に額を打ちつけたあれもこれも私の時間目の前に消え残る晴れの時間今日も陽だまりに眺めている