
紋白蝶
どうして人は うわさ 陰口で生きていくのか
私などの小さな人間をうわさするのは
短い旅路の間のどうでもよいこと
頭だけの知識で生きているだけなのだから
借り物の知識なのだから
人を動かす力があるのなら 変えてしまう力があるのなら
人の苦しみは意味があって欲しいのに
人は明日を知ることが出来ないのに
人が人の魂を食っている
そんな間を 紋白蝶は
紅白の花の間に一生懸命だ
紋白蝶
どうして人は うわさ 陰口で生きていくのか
私などの小さな人間をうわさするのは
短い旅路の間のどうでもよいこと
頭だけの知識で生きているだけなのだから
借り物の知識なのだから
人を動かす力があるのなら 変えてしまう力があるのなら
人の苦しみは意味があって欲しいのに
人は明日を知ることが出来ないのに
人が人の魂を食っている
そんな間を 紋白蝶は
紅白の花の間に一生懸命だ